新B4が配属されて3カ月がたち、院試勉強期間に入りました。
3カ月でみなさん興味深いデータを出してくれてました。
今日は院試に向けて激励飲み会を行いました。
自分が院試の時はオリンピックを見すぎて点が悪かったからしっかり勉強するように!という教授のありがたい話をみんなでありがたく聞く図です。
ワイワイしている学生さんの図です。
B4のために凍った果実をすりつぶしてアイスを作る先輩メンズの図です。
ちなみに私たちの大学院の院試は、Essential細胞生物学からの筆記テスト、TOEIC、面接で行われます。
外部の人にもフェアな試験になっていますので、興味のある方はぜひご一報ください。
2019年6月27日木曜日
2019年6月25日火曜日
雑誌会 6/24
本日の雑誌会では、酵母細胞内のATP量イメージングに関する論文を勉強しました。
https://jcs.biologists.org/content/early/2019/03/06/jcs.230649
私共がふだん細胞内代謝物を測定する際は、細胞破砕、抽出などによって前処理し、質量分析法で計測しています。
この方法では試料を侵襲的に分析するため、代謝物の時間変化を捉えるには、複数の培養を並列して行う必要があり、とても大変です。
そのような難点を解決するため、本論文ではATP量に応じて蛍光が変化するセンサータンパクを酵母に発現し、ATP量の非侵襲リアルタイム計測を可能にしています。
酵母の出芽過程でATP量が一定に保たれているなど、ATP恒常性は生体にとって非常に重要であることを実感しました。
私共のラボでも共同研究で本ATPセンサーを導入し、他の計測法と組みあわせて代謝制御の理解に利用する取り組み始めています。
一緒に取り組んでくださるガッツのある方、大募集中です!
https://jcs.biologists.org/content/early/2019/03/06/jcs.230649
私共がふだん細胞内代謝物を測定する際は、細胞破砕、抽出などによって前処理し、質量分析法で計測しています。
この方法では試料を侵襲的に分析するため、代謝物の時間変化を捉えるには、複数の培養を並列して行う必要があり、とても大変です。
そのような難点を解決するため、本論文ではATP量に応じて蛍光が変化するセンサータンパクを酵母に発現し、ATP量の非侵襲リアルタイム計測を可能にしています。
酵母の出芽過程でATP量が一定に保たれているなど、ATP恒常性は生体にとって非常に重要であることを実感しました。
私共のラボでも共同研究で本ATPセンサーを導入し、他の計測法と組みあわせて代謝制御の理解に利用する取り組み始めています。
一緒に取り組んでくださるガッツのある方、大募集中です!
2019年6月17日月曜日
雑誌会 6/17
松田研では毎週、月曜日に進捗報告会と雑誌会をしています。
今日はグリセロールを基質として大腸菌で繊維原料のアセトールを生産する論文が紹介されました。
https://biotechnologyforbiofuels.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13068-019-1372-4
グリセロールはバイオディーゼルを作った際に余る副産物で、有効利用が求められています。
本論文では、アセトール生産性を向上させるために、13C代謝フラックス解析を使い、アセトール生産に必要なNADPHが不足していることを発見しました。
そこで、NADPH再生を強化した遺伝子改変大腸菌を作成し、アセトールの生産性を向上させることに成功しました。
13C代謝フラックス解析法が効果的に利用されており、非常に合理的なアプローチがとられている点が素晴らしい論文でした。
今日はグリセロールを基質として大腸菌で繊維原料のアセトールを生産する論文が紹介されました。
https://biotechnologyforbiofuels.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13068-019-1372-4
グリセロールはバイオディーゼルを作った際に余る副産物で、有効利用が求められています。
本論文では、アセトール生産性を向上させるために、13C代謝フラックス解析を使い、アセトール生産に必要なNADPHが不足していることを発見しました。
そこで、NADPH再生を強化した遺伝子改変大腸菌を作成し、アセトールの生産性を向上させることに成功しました。
13C代謝フラックス解析法が効果的に利用されており、非常に合理的なアプローチがとられている点が素晴らしい論文でした。
2019年6月10日月曜日
ASMS@アトランタ
6/2-6にアメリカのアトランタで行われたASMSで松田教授とD2の金澤さんが発表しました。
https://www.asms.org/conferences/annual-conference/annual-conference-homepage
ディープラーニングを使って大量の質量分析データを正確に自動処理する研究を発表する金澤さんです。
https://www.asms.org/conferences/annual-conference/annual-conference-homepage
ディープラーニングを使って大量の質量分析データを正確に自動処理する研究を発表する金澤さんです。
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